過去数回発生した新型インフルエンザの流行パターンとして、1918年7月コペンハーゲンで発生した新型インフルエンザの例を見ると、発生後いったんは収束したものの、同年11月に再び流行しています。その際の致死率は60%と非常に毒力の高いウイルスに変異しています。つまり、今回の新型インフルエンザ(豚由来インフルエンザA/H1N1)もいったんは収束するものの、数ヵ月後には第二波、第三波となって再び流行することが予想されます。この時、感染力や毒力の強いウイルス、抗インフルエンザ薬に耐性を獲得したウイルスに変異している可能性があります。
さらに、当初新型化が懸念されていた高病原性鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1)による感染者は、今もなお徐々に増加しており、その死亡率は脅威です。この高病原性鳥インフルエンザウイルスが何らかの形で変異し、パンデミックを起こす可能性も否定できません。
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