本来動物にしか感染しないインフルエンザウイルスがヒトに感染し、世界で流行するようになったもの。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症の総称です。
インフルエンザウイルスはその構造上の特性から、A型、B型、C型と大きく3つの型に分けることができ、中でもA型インフルエンザは毎年冬季に流行します(季節性インフルエンザ)。毎年流行するのは、小さな変異を繰り返しているためで、日本では現在、香港インフルエンザ(A/H3N2亜型)*とソ連インフルエンザ(A/H1N1亜型)*が季節性インフルエンザとして流行しています。
それに対し、新型インフルエンザはウイルスの遺伝子組み換えなどによる突然変異によって発生します。これは本来、動物にしか感染しないインフルエンザウイルスがヒトに感染し、ヒトの世界で流行するようになったものです。誰もが免疫を持っていないため、感染が拡大しやすく、多くの感染者を出すことが予測されます。重篤な症状を示す場合や、あるいは多くの死亡者が出ることも考えられます。
*香港かぜ、ソ連かぜともいいます。