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インフルエンザ

予防対策

(6)睡眠・栄養

睡眠、栄養がなぜ必要か

適切な睡眠や食生活によって、体力をつけ、体の免疫力を高めことも、インフルエンザの予防に繋がります。感染症に対する回復や抵抗性は、個人の免疫力によって決まります。

睡眠について
睡眠・イメージ

体や脳の疲れを取るのに一番重要なのは休養で、代表的なものが睡眠です。眠りには、筋肉を休めるレム睡眠(睡眠中に眼球が早く動いているため、その意味のrapid eye movementの頭文字をとってREM)と脳を休めるノンレム睡眠があります。これらの睡眠は一セットになっていて、夜の睡眠中にこのセットが5、6回繰り返されるといわれています。

レム睡眠は、筋肉の緊張を一定時間止めて、体の疲労を癒します。ノンレム睡眠は、大脳の活動を低下させて休め、この間に体内のタンパク質の合成を促す成長ホルモンや、ストレスに抵抗し免疫増強作用のあるコルチゾールなどのホルモンの分泌がさかんに行なわれます。

身体を修復し、体力を回復させる睡眠は、インフルエンザなどの感染症に対抗するためにも大切です。できるだけ12時前に就寝して十分に睡眠をとるようにしましょう。

栄養について

体力保持に栄養が大切であることは言うまでもありません。

例えば、タンパク質は、体の修復に必要であり、からだの抵抗力を高める免疫抗体の主成分でもあります。タンパク質が不足すれば、抵抗力も弱くなってしまいます。

また、タンパク質の生成や働きを高めるために欠かせないのがビタミンです。各種ビタミンは次のように免疫機構にも関わっています。

栄養・イメージ
ビタミンA:
眼や気管などの粘膜の形成、働きに関係します。また、免疫機構と関わりがあり、不足すると免疫能が低下し、補給により回復することが示されています。免疫能の賦活化の働きの可能性もあります。
ビタミンB2:
口腔などの粘膜を正常に保つために必要です。
ビタミンB6:
タンパクの代謝に関与し、また、粘膜を健康に保つ働きがあります。
ビタミンE:
インターフェロンやインターロイキンを増やし免疫を活性化させます。
ビタミンC:
白血球の活動に必要で、免疫の活性化に関係があります。

もちろん、これらの栄養分があれば十分な分けではありません。これらの機能を効率よく発揮させるためには、栄養バランスのよい食事を摂ることが大切です。

ストレス

ストレスにさらされ続けると免疫力が弱くなることは、科学的に証明されています。自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスに負けない心身をつくることも大切です。