適切な睡眠や食生活によって、体力をつけ、体の免疫力を高めことも、インフルエンザの予防に繋がります。感染症に対する回復や抵抗性は、個人の免疫力によって決まります。
体や脳の疲れを取るのに一番重要なのは休養で、代表的なものが睡眠です。眠りには、筋肉を休めるレム睡眠(睡眠中に眼球が早く動いているため、その意味のrapid eye movementの頭文字をとってREM)と脳を休めるノンレム睡眠があります。これらの睡眠は一セットになっていて、夜の睡眠中にこのセットが5、6回繰り返されるといわれています。
レム睡眠は、筋肉の緊張を一定時間止めて、体の疲労を癒します。ノンレム睡眠は、大脳の活動を低下させて休め、この間に体内のタンパク質の合成を促す成長ホルモンや、ストレスに抵抗し免疫増強作用のあるコルチゾールなどのホルモンの分泌がさかんに行なわれます。
身体を修復し、体力を回復させる睡眠は、インフルエンザなどの感染症に対抗するためにも大切です。できるだけ12時前に就寝して十分に睡眠をとるようにしましょう。
体力保持に栄養が大切であることは言うまでもありません。
例えば、タンパク質は、体の修復に必要であり、からだの抵抗力を高める免疫抗体の主成分でもあります。タンパク質が不足すれば、抵抗力も弱くなってしまいます。
また、タンパク質の生成や働きを高めるために欠かせないのがビタミンです。各種ビタミンは次のように免疫機構にも関わっています。
もちろん、これらの栄養分があれば十分な分けではありません。これらの機能を効率よく発揮させるためには、栄養バランスのよい食事を摂ることが大切です。
ストレスにさらされ続けると免疫力が弱くなることは、科学的に証明されています。自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスに負けない心身をつくることも大切です。