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中野Drの専門家コラム

感染と予防Webにご参画いただく中野Drの日常を感染予防の視点よりコラムにてお届けします。

中野先生のプロフィール

中野先生
氏 名:
中野 貴司(なかの たかし)
所属施設:
独立行政法人国立病院機構 三重病院
現 職:
臨床研究部 国際保健医療研究室長(小児科医)

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インフルエンザワクチン

冬はもう間近まで来ています。今シーズン、あなたはインフルエンザワクチンを接種する予定ですか?

1.インフルエンザワクチン

インフルエンザを予防する方法は、ワクチンだけではありません。手洗いやうがい、外出時のマスク着用など、インフルエンザに限らずどんな感染症に対しても行うべき一般的な予防行動を実行することは、もちろん大きな効果があります。でもそれらは、インフルエンザだけに狙いを絞ったものではありません。それに対して予防接種は、インフルエンザウイルスが悪さを出来ないように、私たち自身に免疫をつける方法です。対決する相手に特異的な、しかもウイルスが襲ってきても抵抗力ではね返すという積極戦法です。

2.インフルエンザワクチンは、あまり効かない?

「インフルエンザワクチンの予防効果は他のワクチンと比べて低い」、「せっかく接種したのに罹ってしまった」というお話もしばしば耳にします。本当にインフルエンザワクチンは、そんなに効果が無いのでしょうか?確かにこのワクチンに弱点があることは事実です。それについて説明します。

表1.不活化インフルエンザワクチンの年齢別接種量と接種回数、
日米の比較
接種対象者の年齢 1回接種量 接種回数
日本 1歳未満 0.1ml 2回
1歳以上6歳未満 0.2ml 2回
6歳以上13歳未満 0.3ml 2回
13歳以上 0.5ml 1回または2回
米国 6カ月以上3歳未満 0.25ml 1回または2回*
3歳以上9歳未満 0.5ml 1回または2回*
9歳以上 0.5ml 1回

* 9歳未満小児であっても、過去に接種歴があれば1回の接種で可(米国)

3.では、インフルエンザワクチンの有効率はどのくらい?

4.流行シーズンをむかえるにあたって

さあ、インフルエンザ流行シーズンを前にして、あなたはワクチンを接種しますか?ご家族はどうしますか?本コラムで述べた内容をご参考に、ご家族やかかりつけの先生とよくご相談ください。インフルエンザは、私たちが冬に悩まされる大きな負担であることは確実です。接種を選択するにしてもしないにしても、しっかりと予防を心がけたいものです。

 

 インフルエンザの詳細についてはこちら → http://www.kansen-yobo.com/influenza/